生活習慣病
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生活習慣病とは、食生活・運動習慣・喫煙・飲酒などによって 引き起こされる病気の総称です。
主な病気は、がん・心臓病・脳卒中・脳梗塞・糖尿病・高血圧・高脂血症・肥満などが挙げられます。 以前、これらの病気は、加齢とともに発症する病気と考えられていたため、成人病と呼ばれていました。 最近では、食生活・喫煙・飲酒・運動などの生活習慣が深く 関わっていることがわかってきました。 その為、厚生労働省は、成人病を「生活習慣病」と呼ぶことにしたのです。 生活習慣病に対する知識を知り、健康な生活を送ることで生活習慣病を予防しましょう。 先にも述べましたが生活習慣病とされる病気の原因としては飲酒・喫煙・運動不足・偏食・食べ過ぎ・不規則な食事時間・不規則な睡眠などがあげられます。 その他には特に更年期の女性の場合、女性ホルモン(エストロゲン)の減少により内臓脂肪が増加する ことも原因の一つと考えられています。 ※ エストロゲンは、コレステロールを低く保ち、内臓脂肪をつけにくくする。 規則正しい日常生活を送ることが生活習慣病の予防につながる上で最も大切です。 |
| 生活習慣病の主なもの |
| ●高血圧症 | 日本人の2人に1人が高血圧ともいわれる、医師のアドバイスを受けましょう |
| ●動脈硬化症 | 進行すると、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、脳梗塞、脳出血などの原因となります |
| ●糖尿病 | 気づかないうちにかかっている場合が多く糖尿病予備軍の人も多い |
| ●脂質異常症 | 生活習慣病の原因となる、食生活や軽運動の方法の指導を受けましょう |
高血圧症
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血圧の値が収縮期血圧/拡張期血圧のどちらか一方、又は両方が140 / 90mmHg以上になる病気で、
そのままにしておくと脳卒中や心臓病、腎臓病など重大な病気になることがあります。 高血圧は特に日本人に多い病気です。 自身が高血圧と気づいていない為、そのまま放置している人もかなりの人数になると思われます。 高血圧状態が長く続くと動脈硬化が進み、より一層血圧が上昇することになります。 高血圧は、本人が自覚症状に気づかないうちに動脈硬化を進行させます。 高血圧を放っておくと、脳卒中や心筋梗塞等の原因になりますし、腎機能も低下していきます。 それらの病気になってから高血圧に気づくことも多いため、日頃の注意が必要です。 |
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高血圧がすすむ
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| ▼高血圧の数値分類 |
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| 【グレート1高血圧(軽度)の数値】 |
| 最高血圧140mmHg ~ 159mmHg 最低血圧90mmHg ~ 99mmHg |
| 【グレート2高血圧(中度)の数値】 |
| 最高血圧160mmHg ~ 179mmHg 最低血圧100mmHg ~ 109mmHg |
| 【グレート3高血圧(重度)の数値】 |
| 最高血圧180mmHg以上 最低血圧110mmHg以上 |
※高血圧の人は、放っておけばさらに高血圧になりやすいので症状が進む前に規則正しい生活習慣を送りましょう。
動脈硬化症
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動脈にコレステロールや中性脂肪などがたまったり、詰まったり、血管が硬くなったりした状態を動脈硬化といいます。
その結果 血管の弾力性や柔軟性が無くなり、血液が流れも悪くなります。 動脈の状態が健全ならば、心臓・脳・臓器・筋肉などに必要な酸素や栄養を十分に供給することができます。 しかし、動脈にコレステロールや中性脂肪などが、たまるとその結果、血圧が高くなっていきます。 そして、だんだんと動脈は硬く、もろくなっていくのです。 動脈硬化が進行すると、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、脳梗塞、脳出血などの原因となります。 動脈硬化を予防する為、日頃から、正しい食事や正しい生活習慣を心掛けましょう。 |
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| 脳出血・脳梗塞 | 心筋梗塞・狭心症 | 閉塞性動脈硬化症 |
| わずかな時間で簡単に動脈硬化が測定できます |
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当院では血管の状態をみるための簡単な検査を行っています。
検査は両手、両足首の4ヵ所の血圧を同時に測定するだけなので、気軽に受けられます。 わずかな時間で測定することができる、とても簡単な検査です。 ご自分の血管の状態を知る良い機会ですので、ぜひ一度お試しください。 |
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糖尿病
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糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの量が不足したり、働きが悪くなることで血糖値の
高い状態が 状態が続く病気です。 血糖値が高い状態のままだと、全身の血管を傷めてしまい、重症化すると様々な病気を引き起こす原因となります。 健診で血糖値が高めと指摘されたけれども自覚症状がないからといって、そのままにしておくと症状が重症化する 危険性が 少なくありません。 血糖値が高めと指摘されたら速やかに医師に相談してください。 糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法です、日頃からご自身に合った食事と運動を心がけてください。 糖尿病を発症する要因として加齢・肥満・運動不足などのほかに”家族歴”もあげられています。 したがって遺伝が糖尿病の発症要因として大きいことは事実です。 身内に糖尿病の方がいる方はより一層の注意をしてください。 糖尿病は短期間の治療で治る病気ではないので、糖尿病を発症したのなら気長に治療する心構えが大切です。 |
| 1型糖尿病 |
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膵臓の細胞が何らかの原因でこわされインスリンが作られなくなり、糖尿病になります。 子どもや若年者に多く見られるが日本人には比較的に少ない型です。 |
| 2型糖尿病 |
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インスリンの分泌が少なくなったり、働きが悪くなるために発症します。 おもに中高年以降に多くみられ、日本人は約90%が2型糖尿病とされています。 (日本人は遺伝的にインスリン分泌が弱いといわれている) 遺伝的な体質に、生活習慣・ストレス・加齢といった要因が加わることによって発症しやすくなります。 |
| 糖尿病(糖尿病予備軍)と診断されたら |
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| 正しい食生活 | 暴飲暴食をしない | ちゃんと薬を飲む |
| HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー) |
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HbA1cは糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセント(%)で表したものです。 HbA1cは、血液中のヘモグロビンにブドウ糖が結合した状態を示し、過去1〜2ヶ月の平均的な血糖値を反映します。 ヘモグロビンは赤血球内のタンパク質の一種で、全身の細胞に酸素を送る働きをしています。 血液中にあるブドウ糖がヘモグロビンにつくと”糖化ヘモグロビン(グリコヘモグロビン)”になります。 血糖値が高くなるほどヘモグロビンに結合するブドウ糖の量は多くなります。 糖化ヘモグロビンになると、赤血球の寿命(約120日位)が尽きるまでは元に戻りません。 血糖値の低い状態が続くと、HbA1cは低くなり、血糖値の高い状態が続くとHbA1cは高くなります。 |
| 血糖値 |
食後2時間血糖値 | 140mg/dl未満が優良 200mg/dl以上は糖尿病 |
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空腹時血糖値 | 110mg/dl未満が優良 126mg/dl 以上は糖尿病 |
脂質異常症
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脂質異常症とは、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が過剰に多い、または善玉コレステロールが少なくなっている
状態をいいます。
自覚症状がないため、気がつかず、そのまま放置しているいらっしゃる方がほとんどです。 脂質異常症を放置しておくと脂質がどんどん血管の内側にたまり、やがて動脈硬化を引き起こします。 そして、心筋梗塞や脳梗塞の発作を引き起こす原因となります。 動脈硬化を進行させる因子には、他に、高血圧や糖尿病、喫煙、家族の既往歴などがあります。 近年では、これらの中でも脂質異常症が動脈硬化の最大の要因であると言われています。 血液中の脂質が増え、そこに過剰な塩分などが加わることにより動脈硬化はゆっくりと進行します。 この状態を放っておくと、血管はさらに狭くなって、血流が悪くなり、 時には完全に血流が止まりやがては心筋梗塞や 脳梗塞などを引き起こすことになるのです。 脂質異常症の予防には日頃から正しい食生活、適正体重の維持、過度な飲酒をしない、禁煙、適度な運動をする、などに心がけることが大切です。 生活習慣を改善することによって、血中脂質を下げるだけではなく、動脈硬化が進むのを防ぎます。 |
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| 食べ過ぎに注意 | 脂分・糖分の摂り過ぎに注意 | 過度の飲酒は控える |
コレステロール
悪玉コレステロールが多いと血管に付着して 動脈硬化になり、その結果、悪影響が出てきます
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コレステロールは悪者扱いされることが多いようですが、実際はどうなのでしょう?
実は、体にとって必要で、とても重要な働きをしているのです。 つまり、コレステロール自体は、悪者ではありません。 コレステロールの働きは色々ですが、大きく分けて、3つの働きがあります。 3つの働きとは、”細胞膜を作りだす原料となる” ”神経を保護する” ”ホルモンを作り出す原料となる” です。 このように、コレステロールは、人が生きるのに欠かせない物質なんです。 コレステロールには、主に肝臓で作り出されます。 肝臓で作り出されたコレステロールは、血液に溶け込み全身に送られます。 この時、肝臓からコレステロールを送り出す役目のコレステロールをLDLコレステロール又は、 悪玉コレステロールと呼んでいます。 逆に、体内を回って肝臓に戻ってくるコレステロールを回収する役目のコレステロールをHDLコレステロール、又は 善玉コレステロールと呼んでいます。 = HDLコレステロール(善玉コレステロール) = HDLコレステロール(善玉コレステロール)は、体内に蓄積された古いコレステロールを回収して肝臓に送る 働きがあります。 結果、動脈硬化の促進をを予防しています。 = LDLコレステロール(悪玉コレステロール) = どうして悪玉コレステロールとよばれるのでしょう。 それは、悪玉コレステロールによって、肝臓から、必要以上のコレステロールが体内に送り出されると、血管に付着して 動脈硬化になり、その結果、悪影響が出てくる為です。 又、中性脂肪が増えすぎると悪玉コレステロールが増える原因になります。 |

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やすだ内科クリニック
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