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 風邪をひかないためには

外出の時はマスクをしましょう



外出から帰ったらうがいをしましょう



外出から帰ったら手を洗いましょう




風邪



風邪について

実は風邪という病名はありません
病原体が鼻やのどなどに付着して起こるさまざまな症状を、一般的に「風邪」と呼んでいるのです。
体が冷えるとよく、くしゃみが出ますが、これは寒さの刺激が原因で、鼻やのどの粘膜が反応してくしゃみが 出るのです。
この様な場合、症状はすぐに治まりますし、熱が出たりすることもありません。
しかし、鼻やのどの粘膜が炎症を起こすと病原体がつきやすくなり、その結果、本当に風邪をひいてしまいます。
まずは、安静にし、体力を温存してください。
それほど体がきつくなければ、布団でじっと寝ている必要はありません。
室温を20~25℃くらいに保ち、加湿器などで保湿すると良いでしょう。
十分な水分と、たんぱく質やビタミンC、ビタミンB等の栄養豊富な食事をとるのも大切です。
せきやくしゃみなどがひどければ、市販薬を服用してください。
風邪もこじらせると体力が消耗し結果的に免疫力が落ちるので、そんな時は専門医の診察を受けます。

インフルエンザについて

インフルエンザは発熱(高熱)、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などの全身症状が急速に現れるのが特徴で、多くの場合、激しいせきを伴ないます。
症状は非常に重く、感染して3日経った頃から急激に悪化します。
熱が40℃前後に及ぶことも多く見られます。
インフルエンザ流行中に40℃近い高熱が出たら、まず感染したとみて間違いないでしょう。
インフルエンザにかかったと思ったら、すぐに医師の診察を受けてください。
現在では、ウイルスに直接効く薬も出来ています。
インフルエンザの症状は、市販薬では改善しません。
インフルエンザが悪化すると肺炎を起こす恐れがあります。
早期に医師が処方する薬を飲めば、回復も早まり、結果、重症化を防ぐことができます。

免疫について

一度風邪をひくと、そのウイルスに対する免疫がつきます。
成長するに従い、風邪ひきの経験も多くなり、過去にかかったウイルスに対する免疫の数も豊富になります。
子供はよく風邪をひくけれど大人になるとあまりひかないのは、風邪ひきの経験の数の差があるからなのです。
ただ、インフルエンザウイルスは、毎年、形を変化させるので以前にかかってついた免疫も翌年からは効果がなくなって しまいます。

風邪についての疑問

= こたつで寝ると風邪をひきやすい? =
睡眠中は、起きている時より体温が少し低くなります。
しかし、こたつで寝ていると体が高い熱を受け続けるため、これが、体にとってストレスになり、風邪をひく原因の一つと
考えられています。

= 湯冷めをすると風邪をひきやすい =
湯冷めをすると風邪をひきやすいのは入浴で体は温まりますが、お風呂から出ると体温は急激に下がります。
このとき、薄着のままや裸のままでいると体が冷えてしまいます。
体が冷えると神経が刺激され、その反応で粘膜に炎症が起こり易くなります。
炎症が起きている粘膜は、ウイルスに対する抵抗力や免疫力も弱くなっています。
その結果、風邪をひきやすくなるのです。
 
= 汗をかいたら風邪が治る? =
たいていの場合、風邪の治りかけには汗は出るものです。
しかし、風邪をひいている最中に無理に汗をかくと、体力を消耗し、かえって症状を悪化させる恐れがあります。
風邪をひいている時に汗をかいたら、体が冷えないように汗を拭き取り、湿った衣類はこまめに着替えてください。

= 風邪のとき、お風呂に入っても良い? =
普通の風邪なら、5~7分ほど浴槽で温まり、湯冷めをしないよう、お風呂から上がって手早く着替えれば、むしろ良い 効果があるといえます。
しかし、シャンプーは、体が冷えるで、症状が改善するまでは控えましょう。
なお、インフルエンザと診断されたときは、入浴は避けてください。


 やすだ内科クリニック

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