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抗原が体内に入る
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抗原が体内に入ると
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再び抗原が体内に入ると
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アレルギー
▼アレルギーとは |
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私たちの体には、ウイルスや細菌などの異物が入ってきたときに体内に抗体をつくり、
ウイルスや細菌などの外敵を倒そうとする免疫というしくみが備わっています。
ところが、このしくみが、食品や花粉などのように、私たちの体に害ではない物質に対しても 有害な物質だと過剰に反応して、攻撃をあたえる結果、体に出る症状がアレルギーです。 つまり、アレルギーは、体を守る免疫反応が体にとって裏目に出た結果なのです。 アレルギーの原因となる物質をアレルゲンまたは抗原といいます。 アレルゲンは花粉、ダニ、ハウスダスト、食物、薬品、動物など、身のまわりに多くの種類のがあります。 どのアレルゲンに反応するかは人それぞれによって違います。 アレルギーがどうして起こるのかというと、体内にアレルゲンが入ると、これをやっつけようとIgE抗体というタンパク質がつくりだされます。 このIgE抗体は、皮膚や粘膜に多くあるマスト細胞の表面に、くまなく張りめぐらされています。 この張りめぐらされたIgE抗体にアレルゲンが入って結合したとき、マスト細胞の中につまっているヒスタミンなどの 化学物質を一気に放出します。 これが、かゆみなどの症状がなのです。 アレルギーには色々のタイプがあります。 アレルゲンが体内に入ってから数時間以内に症状が出るタイプで、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、食物アレルギーなどがあげられます。 この中で、食物アレルギーは特に子どもに多くみられるのが特徴で、6歳以下の乳幼児が患者数全体の80%近くを占めています。 子どもに食物アレルギーが多いのは、まだ消化機能が未熟で、アレルゲンであるタンパク質を小さく分解することができないことが要因のひとつと考えられています。 そのため、成長するとともに消化吸収機能が発達してくると治る可能性が高いのです。 しかし、中には大人になっても症状が続くものもあり、幼児期後半以降に発症した食物アレルギーは治りにくいとされています。 食物アレルギーは食べ物に含まれる主にタンパク質が異物(アレルゲン)と認識されて症状が引き起こされるのです。 アレルギー反応がきわめて短い時間で全身に激しくあらわれることをアナフィラキシーといいます。 つまり、アナフィラキシーはアレルギーの中のひとつのタイプなのです。 アナフィラキシーは複数の臓器(皮膚、粘膜、呼吸器、消化器、循環器など)にあらわれるます。 このアナフィラキシーによって、血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命が危険な状態になることもあります。 この生命に危険になる状態をアナフィラキシーショックといいます。 アナフィラキシーの原因は食べ物がもっとも多く、続いて蜂などの昆虫、薬物となっています。 食べ物では鶏卵、牛乳、小麦、そば、ピーナッツなど、特定の食べ物を食べたときに起こります。 子どもから大人までの世代でみられますが、特に乳幼児に多くみられます。 近年ではペットの動物での発症も多く見受けられます。 又、まれに運動中、もしくは運動直後にアナフィラキシーを起こす場合があり、運動誘発性アナフィラキシーと呼ばれています。 食べただけでは症状が出ないのに、食べて4時間以内に運動するとが症状が誘発される食物依存性運動誘発アナフィラキシーもあります。 また、原因の検査をしても原因が特定できず、原因不明となる場合も少なくありません。 |