腸の病気について

 
  

     =  炎症性腸疾患  =
炎症性腸疾患はクローン病と潰瘍性大腸炎を2つをまとめて呼ぶ名称です。
クローン病とは小腸、大腸を中心とする消化管に炎症を起こし、びらんや潰瘍を生じる慢性の疾患をいいます。
潰瘍性大腸炎は主に大腸の粘膜で炎症を起こす原因不明の病気で、大腸に潰瘍が出来たりします。
15歳~30歳位の比較的若い人に多いといわれています。
腹痛、下痢、血性下痢、発熱などを繰り返しているときにはこの病気を考えなければいけません。
こんな時は医師の診断を受けて下さい。

     =  感染性腸炎  =  
食品や水などを介して、腸内に細菌やウイルスが侵入して起きる病気です。
原因となる細菌は大腸菌、ブドウ球菌、コレラ菌、赤痢菌などがあります。
ウイルスではノロウイルスやロタウイルスなどが原因となります。
症状は嘔吐、下痢、発熱、血便、腹痛などが見られます。
症状が軽ければ、安静にしていれば回復していきますが、症状が重く 何も口にできなかったり、血便が出るといった場合は、専門医の治療が必要となるので医師の診察を受けましょう。

     =  過敏性腸症候群
若い女性や、30-40代の男性に多く見受けられる病気です。
ストレスや精神的ショックが引き金になり腹痛を伴う便秘、下痢、時によってはこれらを繰り返します。
医師が検査をしてもそれらの原因となる様な異常が見られないときに、この病気を考えます。
先に挙げた症状のほかに全身の倦怠感や不安、不眠、頭痛などを伴うこともありますが 命にかかわる病気ではありません。
ストレスを減らすような生活を心掛けるのが一番ですが、気になるようであれば医師に相談して薬を出してもらうのも良いでしょう。

     =  虫垂炎
昔からよく盲腸といわれる病気です。
盲腸というのは小腸から大腸に移行する大腸の始まりの部位のことです。
虫垂とはこの場所から垂れ下がるように出た部分で、ここが炎症を起こしたら虫垂炎となるのです。
最初はみぞおちの辺りが痛みだし、痛みが徐々にと右下腹部の方に移動するようなときには、虫垂炎を疑います。
そんなに心配のない病気ですが、手遅れになると腹膜炎を起す、決してあなどれない病気です。

     =  大腸癌
これまで日本では胃癌が多く、大腸癌が少なかったのですが、最近は食生活が欧米化するに伴い、日本でも大腸癌が増加してきました。
大腸癌は大腸粘膜に発生する悪性の腫瘍で、大腸癌により通過障害(便秘)が起きたり、 下痢が起きたり、その両方を繰り返したりします。
出血により、下血が見られることもあります。
大腸癌は近年癌の中でも増加傾向にあります。
原因は食生活の欧米化による動物性脂肪や高たんぱく質の摂り過ぎ、食物繊維の摂取不足が挙げられています。
また、喫煙や飲酒が関係していることもわかってきました。
初期のうちは症状がない為、便に血が混じっていたり、下血があっても痔と自己判断してしまい見逃されがちです。
早期発見、早期治療で完治する可能性が高いので、血便や便通障害などが見られるときはすぐに医師の診察を受けましょう。

     =  腸閉塞(イレウス)
なんらかの原因により、腸管の通過障害が起きた状態をいいます。
腸閉塞には、「機械的腸閉塞」と「機能的腸閉塞」の2つのタイプがあります。
機械的腸閉塞には、単純性腸閉塞と複雑性腸閉塞の2種類があります。
単純性腸閉塞とは腸の内外に異変が起こり、腸管の一部がふさがることにより起こります。
癌などの腫瘍や、腸の炎症による腸管の狭窄、手術後などに起こる、腸管の癒着が主な原因です。
複雑性腸閉塞とは別の病気がきっかけで、腸管が締めつけられることにより起こる腸閉塞です。
腸管の血流障害、腸間膜の締め付け、ねじれがよく見られるます。
「機械的腸閉塞」と「機能的腸閉塞」どちらについても、もっとも多い原因として考えられているのは、手術後の癒着です。
機能的腸閉塞とは、腸閉塞の役3割を占めます。
腸の動きをつかさどる神経の麻痺や痙攣、炎症などの原因によって起こる腸閉塞です。
機能的腸閉塞にも、麻酔性腸閉塞と痙攣性腸閉塞の2種類があります。
麻酔性腸閉塞とは腹部打撲、腹膜炎、子宮外妊娠、外傷、尿管結石などによる腹腔内の出血、手術後の腸麻痺が主な原因です。
痙攣性腸閉塞とはヒステリー、薬物中毒などが原因となります。



腸内の菌の割合
善玉菌=20%  悪玉菌=10%  日和見菌=70% 
善玉菌ビフィズス菌 ・乳酸菌

                ※消化吸収の補助や免疫刺激など健康維持や老化を防止する

悪玉菌ウェルシュ菌 ・ブドウ球菌・大腸菌(有毒株)

                ※病気の引き金となったり老化を促進する

日和見菌バクテロイデス ・大腸菌(無毒株)・連鎖球菌

※健康なときはおとなしくしているが体が弱ったりすると腸内で悪い働きをする



 
 
腸内善玉菌が多いと腸内悪玉菌が多いと
 
血液サラサラ・免疫力アップ・快便アレルギー・肌荒れ・便秘・イライラ